DDW2018学会報告
2018年6月2日~5日まで米国ワシントンDCにてDDW2018が開催され、当科からも4人出席致しました。衣笠先生が口演発表で大腸ESD術中鎮静に関するRCT、高原先生が大腸炎モデルマウスにおけるベルベリンの有効性のポスター発表、医学科5年生の田中瑛美さんと内田が、胆道癌に対するREIC遺伝子治療の有効性に関するポスター発表を行いました。私は胆膵疾患関連研究の発表を中心に聴講しましたが、例年通り日本人の発表も多い中で、日本以外のアジア圏からの発表も多く、中国、韓国、東南アジア勢の勢いを感じました。日本では行われていないような内視鏡手技(膵癌、胆道癌のRFA治療など)の臨床研究も目にすることができ、刺激の多い学会となりました。
学会の合間にはワシントンDCの観光も楽しむことができました。スミソニアン博物館も廻りましたが、前回来たときには行くことができなかったウドバーハジーの航空宇宙博物館にも地下鉄を乗り継いで行ってきました。時差13時間という昼夜逆転の生活で体力的にはハードでしたが、非常に充実した学会となりました。今後も継続して参加できるように、国際的に評価されるような臨床研究、基礎研究を立案、推進していきたいと思います。
記 内田 大輔
口演発表の衣笠先生。
Washington Monument。人気の観光地で相変わらずすごい人でした。
ウドバーハジーに展示されていたエノラゲイのコックピット近影。
夜は福山医療センターの豊川先生、MRI(医学研究インターンシップ)でPittsburghに留学中の医学科3年の大竹さんも合流してCrab cakeを頂きました。
46th Myanmar Health Research Congress
2018/1/8/〜2018/1/12
Yangon Department of Medical Research
Symposium on Gastrointestinal cancer prevention and screening in Myanmar and Japan:
Gastric cancer and colon cancer
のシンポジウムで岡田先生が司会と演題発表を、杉原が演題発表をしてまいりました。
Yangon大学の消化器内科教授Thein Myint先生を始め多くの先生と一緒に
消化器癌に関する議論を展開し非常に有意義でした。
記 杉原 雄策
第118回 日本消化器内視鏡学会 中国支部例会
2017年6月25日(日)に広島国際会議場で開催された第118回 日本消化器内視鏡学会 中国支部例会にて、加藤 諒 先生が専修医奨励賞を受賞されました。
おめでとうございます。


DDW2017 Chicago 学会報告
2017年5月6日〜10日にDDW(Digestive Disease Week)に参加して参りました。この学会は毎年米国で開催される消化器疾患に関する学会で、世界で最も規模の大きい学会の1つです。およそ110カ国から14,000人以上の方が参加し、4,000以上のポスター発表、1,000以上の口演、400以上の講演が企画されていました。
今回私は大腸ESDに関するポスター発表をしました。多くの方から質問を受け次回に繋がる議論ができたと思います。また、POEM(per-oral endoscopic myotomy)に関するsessionに参加しました。POEMの演題数はDDW全体で45演題の採択があり、ESDが39演題であることを考えても、すでに世界的には標準的な治療と確立しており、さらにSub-mucosal Endoscopyの先駆的手法として今後の発展と応用が期待されていることを強く感じました。
さて、学術都市としても名高いシカゴは、美術館や博物館に歴史的にも芸術的も貴重な資料を多く保存してありました。その場でその物に向き合わねば感じることのできない、深い感動を味わえました。
今後もさらなる研鑽を積み、医学の発展に寄与すべく精進をする決意を改めて固める学会参加となりました。
記 杉原 雄策

DDWのおなじみモニュメントで記念写真。

ポスター発表、スーツはおニュー。

昭和大学横浜市北部病院工藤先生主催の第12回
世界拡大内視鏡カンファレンスに参加いたしました。

ナチス・ドイツの秘密兵器Uボート
シカゴ科学産業博物館

アポロ8号計画宇宙船。これは間違いなく月から帰還
したなと実感できます。 シカゴ科学産業博物館

夜景 ジョン・ハンコックセンター
ミシガン湖とのコントラストで光の粒が映えます。

ティラノサウルスの全身完全骨格 通称Sue
フィールド自然史博物館

パブリック・アート「The Bean」
第14回北海道胆膵内視鏡ライブセミナーが開催されました。
10月8日に北海道の手稲渓仁会病院主催の胆膵内視鏡ライブセミナーが開催され、加藤博也先生が術者、松本和幸が助手で招待を頂き、ライブデモンストレーションを行いました。
普段どおりのERCP手技を行うことができ、円滑に処置を終えることができました。
岡山大学からは加藤、松本、秋元が参加し、同門では、川崎病院 河本先生、済生会病院 藤井先生、岡山赤十字病院 原田先生、津山中央病院 柘野先生、松三先生、三豊総合病院 幡先生が応援も兼ねて参加して頂きました。
夜は全国のたくさんの先生方と交流を深めることもでき、大変有意義な会となりました。今後も内視鏡グループとして益々発展し、高い医療レベルを目指し活動を続けていきたいと思っています。
最後にこのような機会を与えて頂き、また、手技に際しましてサポートを頂きました手稲渓仁会病院のスタッフの皆様に感謝を申し上げます。
(文責:松本)

第116回 日本消化器内視鏡学会中国支部例会
2016年6月26日(日)にビッグハート出雲で開催された日本消化器内視鏡学会中国支部例会にて、当科研修医の 池田 愛璃 先生が研修医奨励賞を受賞されました。おめでとうございます。

DDW2016(米国消化器病週間)
2016年5月21日〜24日にサンディエゴでDDWが開催されました。
今回は、平岡先生のOral presentationをはじめ、中村先生、堤先生、神崎先生、衣笠先生(広島市民病院)、杉原先生、内田先生、松下先生、河野先生、澤原先生、和田先生、安部先生(東京女子医科大学)、土肥がPoster presentationを行ないました。(育休中の半井先生のポスターは無事に井口先生が代役をされました。)
世界のいろいろな国の研究や臨床についての発表はとても興味深く、新しい発見もあり、とても有意義な時間でした。
サンディエゴは、からっとしていて気候がとてもよく、過ごしやすいところでした。
学会以外の時間は、みんなでPETOCO Parkへ野球観戦に行ったり、サンディエゴに留学していた松下先生に観光案内してもらったりと、全力で楽しんできました。英気を養ったところで、また明日からも、がんばります。
記 土肥

DDW2015(米国消化器病週間)
5月16日~19日にかけて米国、ワシントンDCにてDDW2015が開催され、当科からも多数の先生方が出席されました。
半井先生、衣笠先生(広島市民病院)、松下先生(UCSD留学中)がOral presentationを、能祖先生、高木先生、中村先生、堤先生、秋元先生、澤原先生、高嶋先生、内田がPoster presentationを行いました。
世界の様々な研究発表を聞き、多くの刺激を受けるいい機会となりました。
またワシントンDCは米国の首都、かつ有数の観光都市でもあり、学会の合間に観光も楽しみました。
かなり暑く、半袖でも汗がとまらないほどでしたが、DCの美しい街並みを堪能することができました。
記 内田



第102回 日本消化器病学会 中国支部例会
平成26年11月29日(土)~30 日(日)に広島国際会議場にて開催された第102回 日本消化器病学会 中国支部例会にて、川野誠司先生の指導のもと、当大学の研修医 林優子先生が研修医奨励賞を受賞されました。



UEGW2014(第22回欧州消化器病週間)
10月18日~22日までオーストリア・ウィーンにてUEGWが開催され、当科からも多くの先生方が出席されました。 ウィーンは大変きれいな街で、気候もよく、治安も良く、過ごしやすかったです。 街からほど近いところに観光名所もたくさんあり、合間に見学させて頂きました。食事は量が多く、毎回食べきれずに困りました。 ウィーンに着いて嬉しくなり、チェックイン早々リブステーキを食べに行ったのですが、半分も食べきれず完敗でした。 日本時間で朝5時の出来事であり、時間的にも無謀だったのかもしれません。 スイーツの誘惑も多々ありました。現地の人はスタイルがいい方が多いのに、どうやってそれを維持しているのか、興味あるところでした。
記 関杏奈

ベルヴェデーレ宮殿。
クリムトの有名な絵が飾られているところです。

シュテファン寺院。
「これは何ですか」と私に聞いてきた西洋系観光客がいましたが、「シュテファン寺院」以上の答えを期待するならガイドブックを見て欲しいと思いました。

名物の、ウィンナーシュニッツェル。
お皿からはみ出しています。

料理を人数分頼むと、こんな感じででてきました。
タコ足ウインナーは万国共通のようです。
ちなみに6人分です。
UEGweek2014
河原祥朗講師が、ウイーンで開催されたUEGweek2014でポスターチャンピオン(最優秀ポスター賞)を受賞しました。


The 7th Magnifying Endoscopy Conference
10月21日にオーストリア・ウィーンのMelina Viennaホテルにて、The 7th Magnifying Endoscopy Conferenceが開催されました。
当科からは杉原が出席し、endocytoscopyとdigital PCRについて英語で口演発表いたしました。
参加人数も少ない会ですが、さまざまな国から集まってプレゼンをし、食事をする会でした。
ほのぼのした雰囲気の会ですが英語のプレゼンの場として貴重な経験でした。
記 杉原



第2回AOCC (Asian Organization for Crohn’s & Colitis)
6月19日~21日、韓国ソウルで第2回AOCC (Asian Organization for Crohn’s & Colitis)が開催されました。
日本、韓国、中国を中心としたアジア地区の炎症性腸疾患の学会です。井口先生と半井が、それぞれ「What type of Crohn’s disease patients could be managed without use of anti-TNF agents?:A long-term observation study」「The prognosis of ulcerative colitis differs between patients with complete and partial mucosal healing, which can be predicted from the platelet count」という演題でポスター発表を行いました。
ソウル市内では、焼肉やワタリガニ、甘味などを食べました。大変おいしかったです。
街中の至るところにハングル文字と日本語が混在しており、不思議な感じでした。
記 半井

ポスター前にて、平岡先生と井口先生



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