診療体制

食道がん、胃がん、十二指腸がん、大腸がん、小腸がん、咽頭がん、喉頭がん、消化管神経内分泌腫瘍（NEN）、消化管間葉系腫瘍（GIST）、胃腺腫、十二指腸腺腫、食道粘膜下腫瘍、胃粘膜下腫瘍、十二指腸粘膜下腫瘍、食道静脈瘤、胃潰瘍、胃静脈瘤、十二指腸潰瘍、大腸憩室出血、直腸潰瘍、感染性腸炎、虚血性腸炎、大腸憩室炎、潰瘍性大腸炎（UC）、クローン病（CD）、Bechet病、腸管嚢腫様気腫症、腸間膜脂肪織炎、腸管子宮内膜症、出血性大腸炎、Collagenous Colitis、その他の腸炎、食道アカラシア、逆流性食道炎、バレット食道、感染性食道炎、好酸球性食道炎、機能性ディスペプシア（FD）、萎縮性胃炎、慢性胃炎、ヘリコバクターピロリ菌感染、A型胃炎、好酸球性胃腸炎、過敏性腸症候群（IBS）、腸閉塞、慢性便秘、消化管悪性リンパ腫、胃アミロイドーシス、IgA血管炎、原因不明の消化管出血（OGIB）など

肝臓がん、肝内胆管がん、胆管細胞がん、転移性肝腫瘍、その他の肝悪性腫瘍、ウイルス性肝炎（B型肝炎、C型肝炎など）、自己免疫性肝炎、劇症肝炎、アルコール性肝障害、脂肪肝、非アルコール性脂肪性肝炎（NASH、NAFLD）、肝硬変、原発性胆汁性胆管炎、Wilson病、特発性門脈圧亢進症、細菌性肝膿瘍、アメーバ性肝膿瘍、肝嚢胞、肝ヘモクロマトーシスなど

膵がん、胆管がん、胆嚢がん、乳頭部がん、膵胆道神経内分泌腫瘍（NEN）、膵管内乳頭状粘液腫瘍（IPMN）、その他の膵胆道腫瘍、十二指腸乳頭部腫瘍、胆嚢ポリープ、胆嚢腺筋腫症、黄色肉芽種性胆嚢炎、急性膵炎、慢性膵炎、自己免疫性膵炎、IgG4関連硬化性胆管炎、膵石症、膵管狭窄、膵嚢胞性疾患、総胆管結石、胆石症、胆管炎、胆嚢炎、胆管狭窄、原発性硬化性胆管炎、胆道拡張症、膵胆管合流異常症、胆道ジスキネジア、乳頭機能不全、悪性消化管狭窄など

現在、日本人の2人に1人ががんに罹患する時代であり、その中でも消化器癌は約半数を占めています。新しい医療機器の開発などで早期に発見される患者さんも増えましたが、それでもなお手術不能な進行した状態で発見され、全身の抗がん剤治療を必要とする方が多くおられます。近年免疫チェックポイント阻害剤などの新しい薬物の開発が進み治療成績が向上するとともに、抗がん剤治療により専門的な知識や技術が必要とされるようになっています。当科では、抗がん剤治療に対する専門資格を有する複数の医師が主体となって、食道癌・胃癌・大腸癌などの消化管癌、胆のう癌・膵癌、肝臓癌、また消化器原発の神経内分泌腫瘍に対して、通常の全身抗がん剤治療・経肝動脈化学療法のみならず様々な臨床試験や治験、がんゲノム医療など新規治療の開発に積極的に取り組んでおり、さらなる治療成績の向上に努めております。また、近年は診断時に手術が不能であっても、抗がん剤治療によって手術が可能となる方や、放射線治療を組み合わせることで長期に生存が見込める方が増えております。当科では外科や放射線科といった他科の先生方とも診療科横断的な連携を組んでおり、チーム医療で診断及び治療にあたることで、患者様の人生に全力で携わらせていただきます。他医療施設の先生方からのセカンドオピニオンも積極的にお受けしており地域医療の充実にも貢献してまいります。消化器悪性腫瘍の診断・治療でお困りの方は是非当科にご相談ください。